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[MONTHLY コラム]
第9回 人財育成と講師の仕事

もしお前の計画が1年のものなら種をまけ
それが10年のものなら木を植えよ
それが100年ものなら人びとを教育せよ
1回種をまけばお前は1回収穫できよう
人々に教育をほどこせば
お前は100回収穫できよう

これは中国の思想家、管仲の言葉です。
企業盛衰のカギを握るもの、そして企業の競争力を決するもの、それは言うまでもなく「人を育てること」です。これからの人財育成のキーワードは「自律型社員」です。自ら学び、自ら考え、自ら行動・検証する人財を本気で育てることなくして、企業の未来はありません。

人を育てる好機とばかりに、本気で人財育成に取り組む企業が増えています。こんなときだからこそ、企業は経営理念に立ち返り、人財育成と社員教育に積極的に投資をし、使命感と誇りを持った社員を育成し、疲弊感と不安であふれた現場を変革することが求められています。

企業と個人の関係においては「エンプロイメンタビリティ=企業の雇用能力」と、「エンプロイアビリティ=雇用されるにふさわしい能力」との、相関関係が大切です。企業には、選ばれる会社になるべく、雇用される側から見て魅力的な会社をつくる責任が問われ、個人は自己責任を果たすべく「自律」することが求められます。お互いにもたれ合わずに、それぞれが責任を果たすこと。一人ひとりが変わる時代がやってきたことを強く感じます。

5年前から講師講座を開催させていただいています。
企業の生命線である「人財育成」に関わる講師の仕事には、豊かな人間性と、人々に勇気とパワーを与える高い能力の持ち主であることが求められますが、その根底に「人への限りない愛情」があってこそ、受講者の意識、行動を変えるきっかけづくり=「空気を振動させる研修」が実現できると考えます。

また、講師一人ひとりには、生きてきた「背景や歴史」があり、その経験を通じて培った「伝えたいこと」があります。講師力とは、その「伝えたいこと=コンテンツ」、「わかりやすく伝える技術=プレゼンテーション力」、さらには、人としての「人間力」。この三位一体だと考えます。

コンテンツ×プレゼンテーション力×人間力

今後、講師を目指したいという方、今以上にステップアップしたい方が、自分と向き合い、互いに学び合える講師講座。2012年4月からは、講座のラインナップや開催数を増やしていく予定ですので、また改めてご案内申し上げます。